理学療法ー2 太股までの装具
ゴールデンウイークの谷間の5月2日(月)に装具の採寸に行った、連休中だから出来上がるのに時間がかかるとのこと。装具なしでは、右半身マヒで感覚もなく左足一本で立っているのが精いっぱい、一歩右足を出すと膝は折れ足首は右側にグニャと曲がるありさま、それで、装具は実は4月から借りていて、LLB(? 間違ってたら後で訂正)という。膝と足首を固定でき、靴から伸びるアルミ製の支柱が太腿まであり体重で支えるようになっている。私には大きく非常に重いものであった。この当時は先生が、私の上体を支えながら右足を一歩一歩出してくれるたびに、体育館のように広い理学訓練室に、ゴトンゴトンと私の右足の音が響く。5月20日に私の装具が出来上がり、さっそく装着してみると、サイズはぴったりでずいぶん軽くなり、先生も、自分の装具になっただけで上手くなったと喜んでくれた。
その装具を右足に着けて歩くポイントは、まず上体を少し左に倒し、次いで、右足を振りだして踵からカツンと着地し、そのまま一本になっている右足に乗っていき(膝と足首を固定しているから一本にならざるをえない)、次いで左足に乗っていくようであったと思う(結果的に、重心が右側に半円を描いていくことになる)。しかし私の右半身マヒは激しかったので、常に右半身を引きずっている、右にもっと体重を乗せる様に指導してくれた。このくせは左ききが一因だから、この指導は退院まで途切れることはなかった。
こうして、入院2け月目の5月は過ぎていった。 (9月25日記)
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その装具を右足に着けて歩くポイントは、まず上体を少し左に倒し、次いで、右足を振りだして踵からカツンと着地し、そのまま一本になっている右足に乗っていき(膝と足首を固定しているから一本にならざるをえない)、次いで左足に乗っていくようであったと思う(結果的に、重心が右側に半円を描いていくことになる)。しかし私の右半身マヒは激しかったので、常に右半身を引きずっている、右にもっと体重を乗せる様に指導してくれた。このくせは左ききが一因だから、この指導は退院まで途切れることはなかった。
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